自分を好きになったその先にある光の存在

「好きなことだけして生きていけ」

 

この本は、夫が2年前にプレゼントしてくれた本です。

特別な日に、ではなく、普段の生活の中でのプレゼントでした。

 

 

自分嫌いを克服するために、

全国色んな所に学びに行った3年前。

 

 

独身時代を含め看護師職を20年続けた私が、

「自分の為に生きたい」と、

子ども2人を抱え家を建てたばかりの数か月後、

夫に話した言葉でした。

 

 

人のお世話が好きで、

人の為に生きたい。

そう思って選んだ看護師への道。

 

 

就職する時には母親が脳の病気で倒れ、

県外就職を考えていた私は県内にとどまり、

脳神経外科病院へ勤めました。

 

 

人間関係で悩み、

ストレスで激やせし、

円形脱毛症になったほど、

過酷な環境に居ましたが、

学んだことは多々ありました。

 

 

そんな折、28歳で交通事故にあい、

左半身障害とPTSDのため治療に専念するために退職。

その後は1年かけてリハビリを続けてきました。

 

 

その間、自然の中に身を置き、

音楽に触れ、土に触れ、人に触れてきました。

 

 

その時に出逢ったのがアロマの世界。

ここでの出会いがのちに、

セルフケアの大切さを知るきっかけになりました。

 

 

人のお世話は出来るけれど、

自分のお世話が出来ていない自分に直面。

セルフケアが出来るアロマの世界が楽しくて一心に学びました。

 

 

その後、体調も整い、全て完治。

交通事故は人生の気付きのための学びだと分かり、

再就職を果たし勤めてきました。

 

 

そこでも、

人間関係に悩み、

ストレスでメンタルも弱るほど、

自分という人間の弱さを直面してきました。

 

 

それでも支えられ看護師を続けられたのは、

患者さんの言葉と笑顔でした。

 

 

「人は誰かの為なら強くなれる」

という言葉を耳にしたことで励みになりました。

 

 

そんな中、癌の末期でターミナルステージにいる

40代既婚女性の言葉が今も支えになっています。

 

 

「後悔しない生き方をしてほしい」

「生きたくても生きていくことが出来ない」

「だからこそ、自分の人生を歩いていって欲しい」

 

 

その人が部屋で亡くなる瞬間、

雲っていた外の景色に光の筋が室内に差し込んだのを

今でも鮮明に覚えています。

 

 

けれども、その言葉は、

しばらくして忘れ去られてしまいました。

 

 

結婚して、

出産して、

毎日の家事育児仕事に追われ、

自分を振り返る余裕などなくて、

段々自分のことを置き去りにしてきたからです。

 

 

いつしか、

母親神話にとらわれて、

「みんなも頑張っているから」と

誰かと自分を比較し追い込んでいたあの時期。

 

 

そうして、

毎日があわただしく、

ストレスだけが残り、

心がギスギスになり、

自分嫌いへと進んでいきました。

 

 

そんななか見つかった女性疾患。

人生を諦めていました。

 

だけど、人生の転機が訪れた40歳の夏。

全てがどんどん自分の望むように方向が進んでいき、

 

 

あちこち飛び回り、

どんどん学びを吸収し、

今の自分になったのは、

「自分の為に生きたい」という

気持ちが自然と溢れてきたからでした。

 

 

夫とも沢山話をし、

背中を押してくれて、

今の自分があります。

 

 

この本の中には、

「好きなことで成功している人に出逢って、打ちのめされよう」

というプロローグから始まります。

 

 

サラリーマンだった私がしてきたことは、

自分の本能、直観に「ピン!」と触れたものを、

どんどん試していったことだけでした。

全ては、そこからが始まりでした。

 

 

「会いたい!」と思ったら、会いにいったし、

「やりたい!」と思ったら、もう動いていましたし、

「やりたくないことはしない!」と決めてもいました。

 

 

要らないものはどんどん断捨離をし、

心をどんどんシンプルに身軽に、

していきました。

 

 

自分の弱みを出すほど、

握りしめていたものを手放すほど、

自分に必要なものが自然と流れ繋がっていき、

 

 

人脈でさえも、

がらりと変わっていきました。

 

 

自分のステージが変わると、

周りのステージが変わることを、

目の当たりにした時、

どんどん周りの風景が変わっていきました。

 

 

でも、時につまづき、

こけて、泣くこともあります。

 

 

そんな時は、

雨降って地固まるの精神。

 

 

果報は寝て待ての精神で、

「待つことが愛」ということを知りました。

 

 

自分嫌いの時は、

待つということがとっても苦手でした。

せっかちでしたからね。

沈黙が苦手でした。

 

 

だけど、

待つことの大切さを知り、

益々人生の楽しさを知りました。

 

 

40歳で看護師を退職し、

今年で丸3年になります。

 

 

3年で成功していなかったら、

看護師に戻るという約束を夫としていました。

 

 

その約束は果たすことなく、

現在進行形で進んできています。

 

 

そのためにしてきたことは、

「自分に約束する」こと。

小さい頃から決めてきた「有言実行」。

自分に対する意地、責任でもあります。

 

 

プライドは使い方を間違うことなく、

良い方向に伸ばせば生かされると、

教えてくれた人のお陰でもあります。

 

 

私達が生きている理由。

 

 

それはきっと、

「誰かに光を当てる存在になること」

だとこの2日間メッセージがバンバンきていました。

 

 

本当に、バンバンメッセージがきたのです(笑)

もうびっくりです!

 

 

でも、

そのメッセージを受け取る前に、

自分の中でその答えは出ていました。

 

 

「今、目の前にいる人に光を当てていくことに全力を注ぐ」

そう決心してから、

自分の中で新しい景色が見えてきました。

 

 

私達は、

光の指す方へ、

光の求める方へ、

自然に進んでいる。

そんな気がしてなりません。

 

 

あなたが自分探しの旅をしている理由は、

もしかしたらそこにあるのかもしれないのです。

あなたにしか出来ないミッション、

わたしにしか出来ないミッション、

絶対にあると思います。

誰かに光を与える存在のため、に。

 

 

人生に無駄なことは何ひとつないし、

過去の経験が人の痛みや心の痛みを分かる事にもなり、

今の自分の礎となっています。

 

 

あの日の患者さんの言葉が今の支えにもなっています。

「後悔しない生き方をしてほしい」

自分を好きになったその先にある光の存在に出逢うためにー。

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